IPアドレスを特定する

インターネットに接続しているコンピュータはすべてIPアドレスという識別番号が与えられます。
ネットトラブルが急増する中で、このIPアドレスで識別できるというのはとても大きな意味を持っています。
先日の尖閣諸島中国漁船衝突事件におきましても、その時の衝突映像がユーチューブに流出して話題になりましたが、これをアップした場所の特定はIPアドレスによって行われ、その場所がネットカフェだったことから店内の防犯カメラや入店時の書類などで絞込みが行われました。
インターネットを利用したハイテク犯罪の検挙率はまさにこのIPアドレスの特定にかかっていると言われています。
警察はその権限をもってインターネット接続業者から情報提供を受けますのでかなりの所まで特定することが可能ですが、私たちはいったいどの程度まで知ることが出来るのでしょう?

ブログを開設している方はご存知の事と思われますが、頂いたメッセージにはそれを書き込んだパソコンのIPアドレスがメッセージに添付されてきます。
そのIPアドレスがどこのものかを知る事は案外簡単に出来てしまいます。

IP Location Finder というサイトがそれ。

試しにクリックしてみてください。
見事にグーグルマップ上の今居る場所が現れることと思います。
今使っているパソコンのIPアドレスを特定しているのです。
そして知りたいIPアドレスを入力すると

適当に数字を打ち込んだら、それに該当するIPアドレスの所在地が特定されました。
もちろんこれ以上の特定は出来ませんので個人まで探し出すことは不可能。
ここから先は警察の領分です。

ここで言えるのはブログであれTwitterであれ、自分が何らかの表現をすればこの程度までの特定はされるということです。
Twitterのサービスで自分をフォローしてくれる人を分析し日本の分布地図を表すまちツイというサービスもこのIPアドレスを利用したもの。
企業的にはユーザーの解析、ハイテク犯罪では犯人の割り出しという具合に一般的に利用されているのですが、案外知らない人は多いようです。

ところで先日、私のブログの中で「ブログに他人様が意見するというのもちょっと違和感を憶えます。」と発言したことに対して異を唱える方も多かったと想像いたしますが、言い返せば自分は人様の考え方に責任を持って意見を述べることが出来るのかと自問していたのです。

インターネットはその匿名性から参加しやすく、それが利点の一つとなっていますが、実は大きな欠点でもあります。
特に社会という存在があってその中に個人があるという教育を受けていない国、中国や韓国、そして私たちが住む日本などは戦後急速に自由主義という言葉だけが独り歩きしてしまい、社会不在で個人だけが表に出てしまいがちの傾向があります。
はたしてブログに意見する人たちは同じように街を歩いてだらしなく道端にしゃがみこんでいる若者にも意見しているのだろうか?
ネットで意見するというのは、バーチャルではありません。
実際に自分を特定されるのです。
ですからそれを認識した上で意見しなければならない。
私は人のブログに書き込むときはIPアドレスに頼らずともきちんと特定されるぐらいの情報を開示して書き込みますが、同意の文面だけで意見はしたことがありません。
私がそのブログを見ているのは私の自由な選択であり、自分の正義と合わなければ単にスルーすれば良いだけ。同意してつながりを持ちたいときだけ書き込めば良いと考えているから。
(あくまでも私の個人的な意見です)

インターネットは現代社会に欠かせない便利なツールですが、それをきちんと使いこなすだけの社会的な成熟は求められてしかるべきであると考えます。

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