建築士試験の季節-合格率80%の学習法

毎年、夏といえば建築士試験ですね。
2級建築士学科試験まであと24日、1級学科まではあと45日と追い込みです。
学科が終われば2ヵ月後には製図試験。
私はこれまで15年近く設計製図の講師を務め、2級・1級と多くの合格者を出してきました。
2級ではコンスタントに80%以上の合格率をマークしてきましたが、1級はさすがに難しい。
難しいというのは内容ではなく、問題の意図を探るのが難しいということ。
問題自体で言えば、2級のほうが受講者のキャリアからしても憶えることは多いでしょう。
大教室でビデオを中心に行われる授業では、一人に接する時間が限られています。
しかし、個々の進捗度は当然違い、言葉の上では個別指導と言っても、講師が完全にそれに応えるのは至難の業です。
毎年、小教室で割り当て人数も少なくして欲しいと要望してきましたが、そこは学校も営利企業ですから、採算に合わないのでしょう。

今までは計算上は講師一人当たり20名と言われながら、サブ講師2名分も加わり60名以上。
これでは顔と名前を一致させるだけでも一苦労です。
ましてや毎回出席してもらえないと、講師としてはもうどうしようもありません。
ところが昨年は運よく、平日コースを受け持つことが出来ました。
日曜日と違い、平日を受講できる人は少なく、私の受け持ちは10名。
今までで最も少ない受け持ちとなりました。
理想的な受講者数です。
もちろん一人ひとりに時間もかけられます。
結果は10名中8名の合格。残念ながら2人は不合格となってしまいましたが、最後の追い込みでかなりの手ごたえは持てたはずです。

昨年の講義を経て、設計製図試験は完全個別指導が最強であると確信しました。
英会話教室と一緒です。
大教室やTV、DVDで一方通行で学ぶより、小教室のほうが熟達度は上。
そしてそれよりも効果的なのは個人レッスンです。
ピアノだってそうでしょ。
資格学校の弱い所は母体に経費が掛かりすぎ、それをペイするために犠牲にするものが多いというところです。
家庭教師みたいな個別指導なら時間もお互い調整出来ますし、進捗度に応じた講義が可能です。
例えば製図力が弱いのに、図面を時間内に描ける能力を身に付ける前に次の講義が来てしまい、どんどん講義に乗り遅れる人が多いです。
個別指導なら製図の講義後、自分の納得行くまで図面を描いて次の講義の予約なんてことも可能でしょう。
スケジュールが無いと自己管理できないという意見もありますが、そんな人はそもそも合格できませんし、いずれにせよ試験日という終わりは決まっているのですから、それを見据えたスケジュールを自分の都合に合わせて講師と組めば良いでしょう。
課題発表後は実際にそれに近い建物を一緒に見に行くというのも良いですね。
百聞は一見にしかずです。

どうせ私が見てやれる受講生には限りがあります。
それならこんな個別対応も良いかなと考えました。
私の事務所へ来てくれる人しか対象になりませんが、その分決めこまかく教えることが出来ると思います。
テキストは市販のもので十分可能です。
変な間接経費は掛かりませんから、はるかに安い負担で受講できると思います。
他の資格学校へ通っている人でも補習として受講されても構いません。

いろいろなパターンでの受験対策があると思いますが、誰もが思うのは短期決戦で終わらせること。
そんな受講者の要求に応えられるのは完全個人指導であると私は結論付け、それを実践したいと思います。

詳細は近日中に発表しますが、宜しかったら頭の隅にでも入れておいてください。
コストパフォーマンスの高いプログラムを提示いたします。
ということで、今年は学校で私を見かけることはありません。

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